B.L.T Bench

建築倉庫に設置するベンチをデザインしました。
建築倉庫のプログラムとして「点」が集まるような必要な場面と、指方向性の高いシンポジウムなどの1方向に向いて使用する「線」としての機能の両方を持つ事が課題としてありました。 例えば、教会の様な「線」の機能があるベンチは、1方向に対して機能を強く持つ。一方で、座談会の様な輪になる場面では「点」が集まりやすい。
まず、「点」を串刺しに「線」にするための簡単な操作として、既製品であるパイプクランプと合板のボックスで構成しました。組み方は、クランプで圧迫しサンドイッチのように簡単に固定ができます。
次に、「線」の状態の時はシーンによってレベルがつくれるように、穴の位置をすべての箱に統一して三ヶ所開けました。 個々のレベルの変化は「点」になった際、シンポジウムなどに応じて、椅子のレベルが前列は低く、後列は高くできる事にも寄与しました。

「点」や「線」が、簡単な操作で複雑な対応が出来るようになるこのベンチは、「建築」の設計における、次元を行き来するスタディ模型のようなベンチです。


architecture / furniture / graphics / plant / product

Dec., 2016

設計:永田幹(iei studio)、尾形良樹(尾形良樹+SALT)
PD:徳永雄太(建築倉庫)
D:永田幹(iei studio)
DD:尾形良樹(尾形良樹+SALT)
制作:永田幹(iei studio)
Cl:建築倉庫


photo:isogai yu (seaed)